2024年6月26日水曜日

【レポート】HONDAエコマイレッジチャレンジ2024第15回もてぎ大会

2024年6月22日にモビリティーリゾートもてぎで行われた『HONDAエコマイレッジチャレンジ2024第15回もてぎ大会』のレポートです。

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【結果】
玄華(中3)リタイア
海月(中2)タイムオーバー(986.637Km/l) 
戦華(高2)タイムオーバー(1098.153Km/l)

中学生クラスでエントリーしていた玄華は右フロントタイヤのパンクが原因でリタイヤ、海月はタイム管理ミスで1秒タイムオーバー、高校生クラスの戦華も同様にタイム管理ミスで4秒タイムオーバーという結果になりました。海月と戦華に関しては燃料セッティングは良かったので初歩的なミスで目標達成を逃したことが悔やまれます。


ここからは時系列順に書いていきます

4:00 宿泊所を出発

5:00 サーキット到着・ピット設営開始

⇧北ゲートに到着
⇧ピット設営開始

7:20 車検開始


⇧車検待ちの戦華

海月、華は問題なく車検合格しましたが、戦華はブレーキ安全性の試験中ワイヤーのタイコがはじけ飛んでしまい再車検となりました。しかし時間内に合格でき、全車両無事車検クリアです。

11:10 練習走行開始

海月はチェーン落ち及び樹脂製フライホールの破損で停車、玄華は加速が遅い、ブレーキがホイールに干渉していて転がりが悪い、戦華は十分な周回走れなかったりと決勝へ向けて改善点が多くありました。

その後、決勝までの時間を使い各車両万全の状態にするべく、部員たちが一生懸命働きました。

13:20 中学生クラス決勝開始
⇧海月の走行写真
⇧玄華の走行写真

海月は急遽OBチームから貸していただいたフライホールを装着し何とか出走。玄華に関しては転がりは解決することができましたが、どうしてもエンジンの調子が上がらず、望ましくない状態での出走となりました。

13:37 高校生クラス決勝開始
⇧戦華の走行写真

戦華はインジェクションの設定もよく走行中の目立つトラブルはありませんでしたが、走行中、パンクした玄華のホイールカバーが戦華に飛んでくるアクシデントがありました。悔やむ点としては、最後の加速でトップスピードを落としすぎたためタイムオーバーとなってしまいました。しかしながら数値として1000Km/Lを超えるものが見えたので部員一同次回に希望が見えたと思います。

13:20~14:30 決勝走行中

5週目 玄華のパンク



玄華のパンクした右フロント
玄華の折れ曲がったマフラー

エンジンの燃料セッティングがまずまずなうえに、マフラーが折れ曲がっていった影響もあり、タイヤの空気圧を上げてマスキングを試みましたが、結果空気圧を上げる代償を払うことになりました。玄華は今回勝つ絶好なチャンスがあったからには絶望感はとても大きかったです。

10週目 海月、戦華完走
⇧ゴール後の海月
⇧ゴール後の戦華
海月はチェーンの落下、戦華はカウルの耐久度などの懸念点は数々ありましたが、無事完走できてよかったです。タイムオーバーはマネジメントミスであり、車はちゃんとパフォーマンスを発揮できることを確認できたのはポジティブだったと思います。

15:30 片付けと積み込み

17:00 サーキット出発

20:17 新宿駅解散



まず部員の方々、お疲れ様です。今回は、どの車も勝てるポテンシャルがあったのに活かせなかったのが残念です。やはり、他のチームを見て思ったのは、自分たちの計画性のなさと下準備の不足です。大会中にものを制作しないといけない状況になっていたら勝てるチームになれるとは思えません。どれだけ良い車を持っていても、組織としてその車を最大限まで活かせられるチームになることが重要だと感じました。現状のように作業をギリギリまで持ちこたえると、大会のとき重要な燃調などができなくなります。今回のクラゲのように、最後の数回を燃調だけするつもりでいけるように今後も頑張っていきたいと思いました。やはり、重要なのは今の部活には勝てる車があることです。それを活かすことができれば、全国で花を咲かすことができるでしょう。付き添いのOBや観戦しにわざわざ遠くから来てくださった保護者の皆様ありがとうございました。

【部長より】
今回は本当に「惜しい」の一言に尽きます。ところがそこには、一言で言いくるめらてはいけない多くの反省点があるのも事実です。これらには実際に大会を経験しないと見えてこない物もあったと思います。しかしながら悪い結果の中にはCNFで900Km/lを超えたり、部内では出したことのない1100Km/lに迫る数字があります。これらで満足してはいけませんが、部全体のモラル的にも自分たちを信じることは日頃の作業から大会の結果までも大きく左右すると考えています。早速全国大会に向けての対策を部員一人一人が考え、次への一歩を踏み出していきます。

  

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